「ゆびさきと恋々」アニメ化!ビジュアル&PV公開 雪役は諸星すみれ、逸臣役は宮崎遊
森下suu「ゆびさきと恋々」がTVアニメ化され、2024年1月に放送される。併せて、ティザービジュアルとPVが公開に。アニメーション制作を亜細亜堂が手がけ、監督は村野佑太が担当。糸瀬雪役は諸星すみれ、波岐逸臣役は宮崎遊が務める。
「ゆびさきと恋々」は、聴覚障がいのある女子大生・糸瀬雪と、雪の大学の先輩で世界を旅するバックパッカー・波岐逸臣を描くラブストーリー。ある日困っている雪が逸臣に助けられたことをきっかけに2人の交流が始まり、雪は自然に接してくれる逸臣に惹かれていく。
3年ほど前から動き始めたアニメがようやく発表できたという森下suuは「作品への愛を持った監督を筆頭にアニメチームの方々の熱意がとてもすごく、心に伝わってくるアニメになるのではないか」とアニメ化についてコメント。また、アニメ化を祝したイラストも公開された。諸星は「お互いを想い合い、手を取り合って前に進んでいく姿にきゅんとしつつ、大きな勇気をもらっています」と作品の魅力を述べる。宮崎は演技について「自分が初めてこの作品を読んだ時に感じたものを、アニメを通してこの作品に触れる方たちに伝えられればいいなと思います」と語った。
ティザービジュアルには傘を差して見つめ合う雪と逸臣の姿が描かれた。マンガのワンシーンをモチーフとしつつ、原作1話のカラーページにも使用された押し花をデザイン。これから紡がれる2人の関係を表現した。また、PVには雪と逸臣が雪が降る日に出会うシーンが収められた。雪がなんの戸惑いもなく接してくる逸臣に一瞬で感情を包み込まれ、心を動かされる様子が描かれている。
森下suuコメント
「ゆびさきと恋々」、アニメ化いたします!
3年ほど前から動き始め、ようやく発表する事ができました。
大きな大きな大きすぎる作品への愛を持った監督を筆頭に
アニメチームの方々の熱意がとてもすごく、
心に伝わってくるアニメになるのではないかと思っています。
ぜひたくさんの方々に観てほしいです。
諸星すみれ(糸瀬雪役)コメント
「ゆびさきと恋々」の魅力について
穏やかな雰囲気の中で、世界を優しく広げてくれる作品だと感じました。キャラクターひとりひとりの魅力と、それぞれにある温かい関係性がとても素敵です。お互いを想い合い、手を取り合って前に進んでいく姿にきゅんとしつつ、大きな勇気をもらっています。
糸瀬雪を演じるにあたっての意気込み
雪だからこそ感じられること、雪だからこそ伝えられることを大切に演じたいです。原作を読み進めていくうちに、私自身も彼女の存在にどんどん惹かれていきました。素直で優しくて、コロコロ変わる表情が可愛らしくて、まっすぐに世界を見つめる雪がとても好きです。アニメでも、皆さまに愛おしく思っていただけるキャラクターや作品になるよう、精一杯演じます!
宮崎遊(波岐逸臣役)コメント
「ゆびさきと恋々」の魅力について
他人同士の心と心が触れ合うことを、とても優しい繊細さを持って描いている作品だと思います。自分以外の誰かとすごく近い距離に心がどんどん近づいていくドキドキ、お互いのことを思いあえる温かさ、噛み合わなくなるもどかしさ、そんなつもりないのに傷つけてしまうやるせなさ、僕たち全員が生きていく中で必ず感じるそういったものがとても柔らかく、温かく描かれているところが大きな魅力なのではないでしょうか。
波岐逸臣を演じるにあたっての意気込み
こんなに誠実で優しい男は中々いないと思います。彼があの作品の中で感じる感覚や働かせる想像を、僕も一つ一つ丁寧に大切にできたらなと。自分が初めてこの作品を読んだ時に感じたものを、アニメを通してこの作品に触れる方たちに伝えられればいいなと思います。
TVアニメ「ゆびさきと恋々」
2024年1月放送開始
スタッフ
原作:森下suu(講談社「デザート」連載)
監督・絵コンテ:村野佑太
シリーズ構成・脚本:米内山陽子
キャラクターデザイン:酒井香澄
音楽:橋本由香利
アニメーション制作:亜細亜堂
キャスト
糸瀬雪:諸星すみれ
波岐逸臣:宮崎遊
(c)森下suu・講談社/ゆびさきと恋々製作委員会